2020.05.18
テキスト分析機能について
テキスト分析手順
テキスト分析機能では、自然言語処理視点で感情分析、構文分析を行うことができます。
入力した文章は文節ごとにスコア形式で表示されるため、Googleがどのように文章を評価しているのかの理解を深めることができます。
【手順1】:①に分析したいテキストをコピー
テキスト入力領域に分析したいテキストを直接入力、または原稿やサイトからコピーして貼り付けてください。この時、改行は全て解除してください。
【手順2】:②の「テキスト分析」ボタンをクリック
入力領域の下部に分析結果が表示されます。
画面の見方
【テキスト分析ページ全体画像】
上の図はテキスト分析結果画面の全体像です。
【スコアについて】
スコアは1.0 ~ -1.0の間で判定され、3段階評価で色分けされて表示されます。(上図①)
・緑色(0.25以上)・・・良好
・黄色(-0.25~0.24)・・・標準
・赤色(-0.25以下)・・・好ましくない
テキスト全体としてのスコアは上部「総スコア」に表記されます。(上図②)
これはGoogle独自の計算式によって導き出された、テキスト全体のスコアです。
文節ごとのスコア表示について
【スコアは文節ごとに表示されます】
①・・・改行のない状態で入力したテキストは、分析後Google自然言語処理が文節ごとに自動改行します。
②・・・この様に改行が不完全な場合、何らかの理由でGoogleにテキスト構成が上手く認識されていない証拠です。※上手く認識されるように構成を見直してみましょう。
★ワンポイントアドバイス★
【赤が多くても、それは悪いわけではありません】
ネガティブな表現は赤になる傾向があります。ただ、コンテンツによっては、ネガティブな表現を用いなければいけないケースが多々あります。この場合、ネガティブ(赤)な文節をフォローするポジティブ(緑)な文節を作成することで改善します。
どんなコンテンツでも問題提起(ネガティブな情報)だけではユーザーは満たされません。それを解決する方法を提示することが求められているという証拠です。
コンテンツ本文だけではなくこんなところでも使えます
テキスト分析は文章のボリュームに関わらず実行することをお勧めします。例えば以下のような部分にも活用してください。
・タイトルタグ
・記事名
・ディスクリプション
・コンテンツ内の見出し
どんな短いテキストでもGoogleによるコンテンツの評価に影響します。
この機能を手掛かりにして自然言語処理の理解を深め、コンテンツの質向上を図りましょう。